新品『宮澤賢治 百年の謎解き』(T&K Quattro BOOK)サイン本
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宮澤賢治は、いまから100年前の1922年に、相思相愛の恋をしていました。
ただしその恋は、周囲の反対や病の不安など、さまざまな事情で実らず、結果、宮澤賢治の年譜に記されることはありませんでした。
そのため作品中に記された宮澤賢治の恋愛感情は、長いあいだ行き場を失い、年譜で確認できる人物……妹や親友に向けられたものであろうと解釈されてきました。
高校、大学と宮澤賢治の後輩に当たる著者は、賢治の作品をほんとうに理解するには、恋人の存在を明らかにする必要があると考え、読み解きを続けてきました。
その結果、宮澤賢治は恋人の名前を、母音で韻を踏む言葉に隠していることに気がつきました。
さらに有名な「やまなし」というおはなしに記された謎の言葉「クラムボン」は、「韻を踏む言葉を探す者」という意味であり、「クラムボンはかぷかぷわらったよ」という一行は、「恋する賢治はヤス、ヤスと笑ったよ」という意味を持つのだと思い至りました。
さらには『春と修羅』に収められた長編詩「小岩井農場」が、恋人に捧げられた壮大な恋の心象スケッチであることが分かってきました。
本書でご紹介するのは、これまでに語られてこなかった新鮮な読み解きばかりです。
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