CD「やまなし」宮澤賢治〈朗誦伴奏〉
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2020年4月完成の、CD制作をするようになって、1枚目の記念すべきアルバムです。
はじまりに当たり、『注文の多い料理店』の「序」から収録し、春らしい作品を集めました。
「朗誦伴奏」は、朗読に即興で伴奏をつけてゆく表現方法で、宮澤賢治がチェロを習ったのは、このためだったと伝えられています。
〈作品紹介〉
1、『注文の多い料理店』序
2、チュウリップの幻術
3、やまなし
4、心象スケッチ 春と修羅
表題作の「やまなし」は、ちょうど100年前の1923年の4月8日、岩手毎日新聞に掲載されました。それは宮澤賢治の恋が、周囲の反対により暗礁に乗り上げたときでした。
「クラムボン」という言葉が謎めいて美しい「やまなし」は、恋人に捧げられた作品です。
〈制作のトピック〉
2020年3月、世界はコロナウィルスのパンデミックに襲われました。
それまで、対面でのライブ活動で朗誦伴奏を披露していたわたしどもは、CD制作に舵を切る決断をいたしました。
日本に「緊急事態宣言」が出されたその日に、収録作品のラインナップを決め、すぐにSNSで告知を始めました。
ありがたいことに、CDをプレスするのに必要な金額となり、実現したのが、このCDです。
CDに記録するためには、いっそうの内容の吟味が必要になり、以後、この活動から、宮澤賢治が作中で韻を踏んでいることなど、新たな発見が生まれることになります。
〈演奏・朗読者紹介〉
朗誦 澤口たまみ
1960年生まれ。宮澤賢治の自然の言葉を読み解くエッセイストで、岩手弁の柔らかなイントネーションで賢治の言葉を声にします。
ベース 石澤由松
1949年生まれ。国内外で数多くのアーティストと演奏してきたスタジオミュージシャンで、「8時だよ! 全員集合」ではヒゲダンスを弾いていました。
〈お知らせ〉
◆収録作品がどんなおはなしかは、30編のおはなしを集めて読みやすくダイジェストし、易しい解説を添えた『宮澤賢治おはなし30選 クラムボンはかぷかぷわらったよ』(岩手日報社)をあわせてお読みいただけると幸いです。どうぞ、お近くの書店さんにお問い合せくださいませ。
◆また、澤口たまみのホームページでは、CDにいただいたご感想なども、随時ご紹介しております。
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https://kenjilovesong.com/
岩手の自然を写したたくさんの写真や、澤口の日々のエッセイも掲載しておりますので、よろしければお読みくださいませ。
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