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CD「畑のへり」宮澤賢治〈朗誦伴奏〉

¥2,750 税込

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 宮澤賢治は、無類のカエル・ウオッチャーでありましょう。このアルバムには、カエルの登場するおはなしを集めました。
 2020年6月完成。CD制作に舵を切って、2枚目のアルバムです。

「朗誦伴奏」は、朗読に即興で伴奏をつけてゆく表現方法で、宮澤賢治がチェロを習ったのは、このためだったと伝えられています。

〈作品紹介〉
  
 1、雨ニモマケズ
 2、畑のへり
 3、蛙の消滅
 4、手紙 四

「畑のへり」は、あまり有名ではありませんが、漫才ふうのかけあいが楽しく、カエルの目には世界がどんなふうに見えているのだろう、と賢治が思いをめぐらせたことが感じられる珠玉の作品です。

「雨ニモマケズ」には、ドラムスに武田チャッピー治が参加しています。

〈制作のトピック〉

 朗誦伴奏は即興ですので、CDといえども、何度も撮り直すわけにはゆきません。
 また、このCDでは、ドラムの武田チャッピー治さんにドラム音源を送っていただき、それに声とベースを重ねるという録音方法に挑戦しています。
「雨ニモマケズ」を録音するときは、「ではテストをしてみましょう」と言われて読みましたが、ベーシスト石澤は、はじめから一発で決めるつもりだったらしく、「これでいい」とベースを片づけてしまいました。
 澤口は、「本番」と言われていたら、もっと気合を入れて読んだかも知れないのに、と思いましたが、リラックスして読めたので、案外、これでよかったのかも知れません。

〈演奏・朗読者紹介〉

朗誦 澤口たまみ
 1960年生まれ。宮澤賢治の自然の言葉を読み解くエッセイストで、岩手弁の柔らかなイントネーションで賢治の言葉を声にします。

ベース 石澤由松 
 1949年生まれ。国内外で数多くのアーティストと演奏してきたスタジオミュージシャンで、「8時だよ! 全員集合」ではヒゲダンスを弾いていました。

ドラムス 武田チャッピー治
 1949年生まれ。日本人でいち早く、アメリカで演奏し、レコーディングをはたしたロックドラマー。カルメンマキ&OZで活躍中。

〈お知らせ〉

◆収録作品がどんなおはなしかは、30編のおはなしを集めて読みやすくダイジェストし、易しい解説を添えた『宮澤賢治おはなし30選 クラムボンはかぷかぷわらったよ』(岩手日報社)をあわせてお読みいただけると幸いです。どうぞ、お近くの書店さんにお問い合せくださいませ。

◆また、澤口たまみのホームページでは、CDにいただいたご感想なども、随時ご紹介しております。
 ▼
https://kenjilovesong.com/

 岩手の自然を写したたくさんの写真や、澤口の日々のエッセイも掲載しておりますので、よろしければお読みくださいませ。

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