CD「鹿踊りのはじまり」宮澤賢治〈朗誦伴奏〉
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2020年8月完成の3枚目のアルバムです。種山が原などの実在の地名が出てくる、岩手らしさを感じさせる作品を集めてみました。
「朗誦伴奏」は、朗読に即興で伴奏をつけてゆく表現方法で、宮澤賢治がチェロを習ったのは、このためだったと伝えられています。
〈作品紹介〉
1、高原
2、鹿踊りのはじまり
3、さるのこしかけ
4、母に云ふ
「鹿踊りのはじまり」は、宮澤賢治が生前に出版した『注文の多い料理店』に収録されているおはなしです。出版に当たり、賢治は張り切って自作の宣伝チラシも作っていますが、そこには「鹿踊りのはじまり」について、「まだ剖れない巨きな愛のおはなしです」と記されています。
「鹿踊りのはじまり」には、春日流八幡鹿踊保存会の皆さんの太鼓、「母に云ふ」には、ドラムスに武田チャッピー治さんが参加しています。
〈制作のトピック〉
宮澤賢治の恋を読み解いていた澤口は、このアルバムに収録した「高原」という心象スケッチを、宮澤賢治と大畠ヤスさんの会話であると解釈して声にしました。
澤口はかねてから、賢治にとって種山が原という場所は、恋にまつわるたいせつな思い出の地だったのだ……と考えていましたが、この録音のために声にすることで、その思いが確固たるものに変わっていったように感じています。
〈演奏・朗読者紹介〉
朗誦 澤口たまみ
1960年生まれ。宮澤賢治の自然の言葉を読み解くエッセイストで、岩手弁の柔らかなイントネーションで賢治の言葉を声にします。
ベース 石澤由松
1949年生まれ。国内外で数多くのアーティストと演奏してきたスタジオミュージシャンで、「8時だよ! 全員集合」ではヒゲダンスを弾いていました。
ドラムス 武田チャッピー治
1949年生まれ。日本人でいち早く、アメリカで演奏し、レコーディングをはたしたロックドラマー。カルメンマキ&OZで活躍中。
〈お知らせ〉
◆本CDのトラック4に、語句の読み間違いが判明いたしましたので、5パーセントオフにしております。
読み間違いは軽微で、作品の鑑賞には差し支えありません。
また、正確に読みましたものを、YouTubeにアップしておりますので、あわせてあわせてご覧くださいませ。
「母に云ふ」☞ https://www.youtube.com/watch?v=5J2ZRZmmvt8&t=26s
◆収録作品がどんなおはなしかは、30編のおはなしを集めて読みやすくダイジェストし、易しい解説を添えた『宮澤賢治おはなし30選 クラムボンはかぷかぷわらったよ』(岩手日報社)をあわせてお読みいただけると幸いです。どうぞ、お近くの書店さんにお問い合せくださいませ。
◆また、澤口たまみのホームページでは、CDにいただいたご感想なども、随時ご紹介しております。
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https://kenjilovesong.com/
岩手の自然を写したたくさんの写真や、澤口の日々のエッセイも掲載しておりますので、よろしければお読みくださいませ。
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