CD「なめとこ山の熊」宮澤賢治〈朗誦伴奏〉
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「なめとこ山の熊」は方言が多用され、岩手の言葉を知る者でないと、なかなか声には出せない作品です。朗誦はたっぷりと岩手のイントネーションで、演奏はごりごりのジャズでお届けしました。
2020年10月完成、4枚目のアルバムです。
「朗誦伴奏」は、朗読に即興で伴奏をつけてゆく表現方法で、宮澤賢治がチェロを習ったのは、このためだったと伝えられています。
〈作品紹介〉
1、なめとこ山の熊
2、いてふの実
3、永訣の朝
心象スケッチ『春と修羅』の出版は、宮澤賢治にとって、愛する妹、トシさんの死を悼む目的もありました。このアルバムでは、旅立つ魂に思いを馳せる作品を集めてみました。
〈制作のトピック〉
「なめとこ山」は花巻市の西、いまはダム湖に沈んだ豊沢集落の奥に実在する山で、おはなしに登場する小十郎のモデルは、豊沢集落に実在するマタギだったそうです。
このアルバムを制作するに当たり、豊沢のご出身で、いまは関西にお住いの佐々木伸行さまより、当時の写真をはじめとする貴重な資料を見せていただき、イメージを深めました。
佐々木さまは、宮澤賢治についても造詣が深いのですが、そのきっかけは、望郷の念からネットに「花巻」と入力して検索しようとすると、宮澤賢治の情報がたくさん出てくることから、おのずと詳しくなっていったのだそうです。
〈演奏・朗読者紹介〉
朗誦 澤口たまみ
1960年生まれ。宮澤賢治の自然の言葉を読み解くエッセイストで、岩手弁の柔らかなイントネーションで賢治の言葉を声にします。
ベース 石澤由松
1949年生まれ。国内外で数多くのアーティストと演奏してきたスタジオミュージシャンで、「8時だよ! 全員集合」ではヒゲダンスを弾いていました。
〈お知らせ〉
◆収録作品がどんなおはなしかは、30編のおはなしを集めて読みやすくダイジェストし、易しい解説を添えた『宮澤賢治おはなし30選 クラムボンはかぷかぷわらったよ』(岩手日報社)をあわせてお読みいただけると幸いです。どうぞ、お近くの書店さんにお問い合せくださいませ。
◆また、澤口たまみのホームページでは、CDにいただいたご感想なども、随時ご紹介しております。
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https://kenjilovesong.com/
岩手の自然を写したたくさんの写真や、澤口の日々のエッセイも掲載しておりますので、よろしければお読みくださいませ。
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