CD「虔十公園林」宮澤賢治〈朗誦伴奏〉
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「虔十公園林」は、自然とともにある暮らしの豊かさを伝える作品を集めました。
みんなから少し軽んじられていたという「虔十」という子どもは、宮澤賢治の分身でもあるようです。賢治の深い願いを、どうぞお聴きくださいませ。
2021年3月完成、6枚目のアルバムです。
「朗誦伴奏」は、朗読に即興で伴奏をつけてゆく表現方法で、宮澤賢治がチェロを習ったのは、このためだったと伝えられています。
〈作品紹介〉
1、心象スケッチ 曠原淑女
2、おきなぐさ
3、虔十公園林
4、心象スケッチ 稲作挿話
〈制作のトピック〉
「虔十公園林」のおしまいのほうに、「いまは立派な検事になって」という一節があります。
家業を継ぐことを嫌い、父親や家族を喜ばせることができずにいた賢治でしたが、この部分を声に出して読むと、「いまは立派な賢治になって」と聞こえます。
賢治は、言葉の音韻によって、文章に二重の意味を持たせていることがある。
そのことに気づくきっかけとなった1枚です。
〈演奏・朗読者紹介〉
朗誦 澤口たまみ
1960年生まれ。宮澤賢治の自然の言葉を読み解くエッセイストで、岩手弁の柔らかなイントネーションで賢治の言葉を声にします。
ベース 石澤由松
1949年生まれ。国内外で数多くのアーティストと演奏してきたスタジオミュージシャンで、「8時だよ! 全員集合」ではヒゲダンスを弾いていました。
〈お知らせ〉
◆収録作品がどんなおはなしかは、30編のおはなしを集めて読みやすくダイジェストし、易しい解説を添えた『宮澤賢治おはなし30選 クラムボンはかぷかぷわらったよ』(岩手日報社)をあわせてお読みいただけると幸いです。どうぞ、お近くの書店さんにお問い合せくださいませ。
◆また、澤口たまみのホームページでは、CDにいただいたご感想なども、随時ご紹介しております。
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https://kenjilovesong.com/
岩手の自然を写したたくさんの写真や、澤口の日々のエッセイも掲載しておりますので、よろしければお読みくださいませ。
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